処分先どこにしようか迷いますね。フォックスはミンクと同じくらい価値のあるもの。買取店でもサービスや安心感で違いが出ます。査定先と買取価格の例をご紹介

8,710円
実際に売れた例
※価格は参考です
※実際の査定額は品物によって異なります
※時期や会社によります
シルバーフォックス
◆シルバーフォックス
買取価格例
→34,040円
→15,000円
写真はレディース用のロングコート。GINZA AZUMAというブランドで、エンバほどの有名メーカーではないですが、品質状態が良くて高額査定が出ました。裏地は普通のポリエステルですが、ロングコートはもともと価格が高いものなのです。「SAGA FURS」という北欧の確かな品質があったため、相場よりも高い水準だったと言えます。
野生のハイイロギツネではなく、多くの毛皮では養殖品です。そのためプレミアが付くような驚きの価格は出てませんが、ごく一部天然野生の種類もあるそうです。バーバリーなどのメーカー品が高くて、ノーブランド品とは価値が一段階違ってきます。量産品でも値段はつきますし、タンスの肥やしにするにはもったいない。
買取業者で、例えばおたからやなどは買取対応品が多いですが、値段の付け方や対応具合はお店次第。実際に店頭で査定してみるか、出張査定で自宅でらくらく価格を知ることもできます。
他にもメンズ用のダウンジャケットの襟巻き部分がシルバーフォックスという種類も買取はできます。本毛皮なら一部しかついてなくてもOKなのです。ただフェイクファーや合成繊維のものは毛皮買取店でも断られるので注意しましょう。ハーフコートやマフラーなどは価値が下がる傾向で、査定額でもびっくりの金額は出にくいものです。
ブルーフォックス
◆ブルーフォックス
買取価格例
→30,747円
→12,836円
写真はCOTOOブランドでダークネイビーというシックな色柄が評価されました。着丈100cmでレディース用の標準的なサイズ。コンディションがよくてまだまだ使える新品状態だったため、値段も相応に高いものになりました。査定に出すときでも、新品に近いものほど価値が高くなります。早めに売りに出すのが高額査定のコツです。
ブルーフォックスは市場に出回っている数が多くて、高級毛皮というより手頃な値段のリーズナブルな製品が多いです。青みのあるグレー色で、柔らかくてモコモコしたさわり心地。一部だけフォックス毛皮で、あとはポリエステルやアクリルなどが使用されている商品もあります。色柄でもホワイトに近いグレー色もあり、バリエーションがいくつかあります。
SAGAブランド品は世界的にも有名で人気があります。近くのお店では本当の値打ちがわからないことも?リサイクルショップより買取専門店がいいというのはよく知られていることです。
レッドフォックス
◆レッドフォックス
買取価格例
→20,000円
→15,000円
EMBA、コリンスキー、Nakamura Fur、Yamaoka Foxなどがあります。
イエローかオレンジに近いような色あいできつね色ともいいます。柔らかさが特徴です。シルバーやブルーフォックスと比較すると数が少ないです。それも養殖が少ないため野生のキツネを使うからと言われています。
茶色や白っぽい種類もあります。ロシア産、カムチャッツカ産、アラスカ産、カナダ産などいくつか産地があり、色柄も違います。ロシアの種類は「ファイヤーフォックス」とも呼ばれていて、燃えるような鮮やかな黄色が美しいです。
買取では希少価値は高くはないので、驚くような高額査定は少ないものです。ただ例のように、1万円を超えてくる種類があり、毛皮の生産量が少ないために値段はつくものです。
フェイクファーだと見た目はリアルファーに近いですが、鑑定すると毛の違いがわかるでしょう。素人目には同じように見えたり、通販で買ってきたものにも一部偽物などがあるからです。本物かどうかは買取店で鑑定すればすぐにわかるでしょう。
商品タグがあればひと目でわかります。取れているものでも、業者によっては買取はできるので、クローゼットにしまったままにしておくにはもったいない。
ホワイトフォックス
◆ホワイトフォックス
買取価格例
→32,105円
→13,824円
たんに白っぽいだけではホワイトフォックスではないのです。アラスカ産、北極の野生の種類などで天然の本毛皮がホワイトフォックスです。ホッキョクギツネなどがありまあす。デッドストックの純白の色あいで、極上の品物になると毛並みも美しくて艶があり滑らか。
クリーム色もあります。査定では希少性や品質ぐあいがポイント。野生種だったら高い値段がつきやすい。毛皮のコートやショールはまだ人気がありますが、生産量が限られるのでお値段としても期待はできるのです。
フェイクファーと書いてあるようなものは別です。毛皮の専門店では細かくチェックするものです。反対に何でも買取するところだとあまり細かく見ないで判断します。例えばバイセルだったら出張査定で専門の人がチェック。
売りに出すときに人気が落ちていたり、カビや虫食いで台無しになっていたら?鑑定ではいくら高額なブランド品でも、使い古しの古着よりは新品に近いほうが高く売れるものです。
プラチナフォックス
◆プラチナフォックス
買取価格例
→35,809円
→18,000円
写真はロングコート。他にもストールやマフラータイプでも買取はできます。高級サガなどが高いものです。もともと養殖されたもので、100%天然の動物毛皮とは違います。
EMBA、SAGAなどの有名メーカー品だと高価なものがあります。ボリューム感があり、抜け毛が多いことがデメリットですが、ハリやコシがあって光沢が見事。なめらかでプラチナの名前通り、高級品です。見た目はシルバーフォックスですが、厳選されたもので皮や毛が強くてしかも触った感じがゴワゴワしない。ホワイトネックと言われる白い部分が特徴的。天然色のため、ナチュラルな色合いが鮮やか。
希少価値はそれほど高くないですが、査定額にも影響してきます。多少の色あせや汚れや抜け毛などは査定の影響は小さいです。高価買取を実現させるには大切に保管しておき、お手入れをしておくことです。
画像 トレジャーファクトリー楽天市場店 落札
[kobetuchudan]
査定業者比較
▼福ちゃん
◆郵送査定が便利
シルバーフォックスかホワイトフォックスか?それよりも福ちゃんはブランド衣類を幅広く買取対応するお店です。関東、関西地区に店舗があって店頭での査定もできる。郵送だと少し時間がかかり、梱包や発送作業がいるのが残念です。毛皮製品だとマフラーやショールやポンチョのようなものまで対応しています。メンズ用コートやハーフコートなど対応品が多いのでまとめ売りもできるでしょう。
[fukuchan1]
▼東京ミンク
◆チンチラやフォックスも
東京ミンクは、関東地方で出店しているお店。ヒョウやタヌキや虎など野生動物の本毛皮が得意分野。実際に鑑定するにはお店へ行くか、一部の地域だけ出張査定があります。フォックスの種類には詳しいですが、高級品を専門にしているので売れない種類があるかもしれません。買取店としてはブランド品や高級毛皮ならおまかせで、普通の品物では判断がわかれます。
▼大黒屋
◆駅前の買取・質入れ
日本全国の駅前に出店中。毛皮は専門ではないので、プラチナフォックスなのかシルバーフォックスなのかという見分けの鑑定には少し疑問は残ります。鑑定よりはいろいろな商品で、時計やバッグや衣類全般を買取するようなところです。チケットの販売が目について、金券ショップというところでもあります。基本は店頭査定です。
▼バイセル
◆特徴 サービスと専門性
無料で出張査定で日本全国(一部のぞく)対応するのは珍しい。バイセルはネットでかんたん申込みで実績を増やしています。口コミでも素早い対応の評価があり、毛皮だと汚れありやタグのとれかかりでも売れるのがポイントです。フォックス種類でも襟の部分だけワンポイントのものから、SAGAやEMBAのような高級ブランド品までOK。毛皮売るなら一度は鑑定してもらいたいところです。
サポート体制が手厚くて安心感があるのがおすすめ理由です。女性にも好評で、女性査定員指名ができて、キャンセルも普通にできるので不安な気持ちになりにくいです。
もっと高く売るには
フォックスではアオギツネ、ツンドラフォックスなど種類はたくさん。実際に売るなら、毛皮の種類よりも、注意するポイントがいくつかあります。
早くに売ること!
上の図のように、新品未開封状態から商品価値は落ちていきます。一度も来てない「タンスの肥やし」でも、1年・2年・3年と経過するごとに経年劣化していきます。
使い古さなくても査定額は下がっていくものです。親からもらったもの、買ってみてあまり着ないもの。早めに換金してしまうのが高く売るコツなのです。
フォックスのロングコートは高かったでしょう。希少動物でもあるので、売れないのでは?と思ってもお値段はつくのです。10年以上昔の種類でも、査定に出したら予想外の値段がつくことも。
買取相場は上に挙げたように、数千円から数万円前後。それは高品質で保管状態が良いものだから高くなるのです。鑑定してみたら、珍しいサファイアブルーフォックスだったり、ポラーベージュフォックスという見たことのない種類の可能性も。
高額査定するには自宅整理で、まとめて大量処分するのがおすすめです。着物や時計や古銭切手など、まとめて査定に出せる鑑定会社(買取プレミアム、バイセル等)がおすすめです。
[kobetugedan]